有馬記念や日経賞が行われる中山競馬場芝2500Mのコース紹介記事です。
内枠有利
まずデータ的に注目なのが、枠順となります。
データだけ見ると内外差はそんなに多くないような気もしますが、このコースは少頭数で行われる事が多く、フルゲートなら7枠・8枠が目に見えて悪いです。
16頭立ての枠順別データ
もちろんこれはコース形状に起因します。
スタート後すぐにコーナーです。
そのため、フルゲートの時は外枠軽視で構いません。
追えるジョッキーが有利?
騎手別成績を見ると、地方出身ジョッキーの活躍が目立ちます。
中山2500Mが開催される日は高速馬場でやる事が殆どありません。
そのため、長丁場のコースの中でもスタミナが必要なコースです。
豪腕でねじ伏せるような騎手がいいのだと思います。
種牡馬別データ
を見てもスタミナタイプが優勢です。
特にステイゴールド産駒の出走数の多さには驚きました。
一方で、芝の中・長距離なのに、ディープ産駒があまり出走してないのは珍しいです。
成績や回収率上位の種牡馬を見る限り、トップスピードはそこまで重要ではないと考えられます。
ちなみに牧場別成績を見ても特に傾向はありませんでした。
ノーザンや社台はそれなりにいい成績と回収率を残しています。
ディープが駄目だからと言って「非社台がいい」というわけでもありません。
前に行ける馬が有利
脚質的に見るとこんな感じです。
前走の脚質別成績
追い込み以外はそれなりに買えます。
ただ、実際のレースでは前に行かないと話になりません。
前走中団(差し馬)でも、当日のレースでは前に行った馬が好成績を残しています。
では差し馬の中で、どういう馬が前に行くのでしょうか?
騎手・厩舎・馬主(牧場)別のデータを見た所、明確な傾向は見つかりませんでした。
ただ、当たり前の話なのですが「前走より出走頭数が少なくなった時に、差し馬は先行しやすい」です。
例えば前走16頭中の8番手の競馬をした馬が、今回8頭立てのレースに出走すれば概ね4番手くらいにいます。
そういった馬が人気の盲点となるようです。
参考:前走中団ポジの馬で、今回出走頭数との関係
勝率などは頭数が増えれば増えるほど下がるわけですが、回収率に差がつく事は通常ありません。
差し馬を買うなら、前走より頭数が減って今回は先行出来そうな馬を買って下さい。
ローテーション別成績
有馬記念でも12月に使った馬は殆ど来ないように、余裕を持った使い方をした馬がいいです。
長期休養明けは流石に厳しいですが、2~3ヶ月の短期放牧明けは狙い目となります。
以上が中山芝2500Mのデータ傾向でした。
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今年の有馬記念、世間の皆様が喜ぶなら単勝200円でも
私は一向にかまわんッッ!( ・`д・´)
まあ予想の組み立ては枠順出てからですね。有馬名物、週中のネットやスポーツ新聞の怪情報に惑わされないように注意します!(*゚∀゚)ゞ
本当は僕も有馬の事前予想記事を書いてPV数を稼ぎたいのですが、競馬本の追加コンテンツの執筆などで忙しすぎるため、諦めました。
ブレスジャーニーを注目馬にあげておられますが私も本命にしようか悩む一頭です。伺いたいのですが、チャレンジカップでは手前を変えれなかったのに有馬記念ですぐ変えれるようになるものなのでしょうか?予想の際にコメント頂けたら幸いです。
ありがとうございます。
それでは予想記事の中で取り上げさせていただきますm(_ _)m