最近毎週更新しているコース紹介ですが、正直今週はお休みしようかと迷いました。

京都芝3000Mは菊花賞と万葉Sしか開催されないからです。

統計学の視点で言うなら、データでどうこう語っていいサンプル数ではありません。



意味があるかどうかは微妙ですが、データの紹介と考察をしておこうと思います(今回は近10年でデータを取っています)。

 

騎手データ

京都3000M騎手成績・回収率

このデータだけだと何とも言いようがありません。

ただ、実際の騎乗を見ていると複勝回収率が低い騎手は低いだけの乗り方をしています

減量騎手などの若手騎手は乗っておらず、そこの比較は出来ませんが、特殊コースなのでリーディングと回収率との相関関係は弱いはずです。

 

血統データ

種牡馬別に見るとスタミナの鬼「ダンスインザダーク」が優勢となっています。
京都3000M種牡馬成績・回収率

基本的にはスタミナ血統が優勢ですが、母方にスタミナ血統があるなら軽い父親でも大丈夫です。

 

母父で見るとこうなります。

京都3000M母父成績・回収率

スタミナのロベルト系が入れば、軽い血統でもこなせますし、母父サンデーでも父がスタミナ血統なら問題ありません。

父も母父も短距離(ダート血統)の馬はほぼ来てないので軽視した方がいいですが、片方だけ短距離血統でも何とかなると考えて下さい。

これは「近年芝が高速化してスタミナが要らなくなった」と考えられますが、もう一つ見方があります。

それは
スタミナ配合馬が1頭も出走していない
というレースが多い点です。

血統派からすれば母父サクラバクシンオーのキタサンブラックが菊花賞を勝ったのは衝撃的だったわけですが、あの年は有力馬でゴリゴリのスタミナ血統馬が居ませんでした。

菊花賞を勝ったスリーロールス(ダンス×ブライアンズタイム)、その2着のフォゲッタブル(ダンス×トニービン)や万葉Sを2勝したトウカイトリック(エルコン×シルバーホーク)のようなスタミナ専門馬が居れば違っていたはずです。

ただ現実問題、スタミナ配合でオープンクラスまで辿り着ける馬は殆ど居ません。

そのため、片方が短距離血統でも何とかなるレースが多いです。

ゴリゴリのスタミナ血統馬が出てきたなら「スピード不足」と考えず、いちおう押えておく事をオススメします。




 

枠順・脚質データ

枠については基本的に内枠有利です。
京都3000枠別成績・回収率

万葉Sは正月の京都開催なので問答無用で内枠有利ですが、菊花賞だけでデータを取っても内が有利傾向となります。

理由としては2点、
・最初のコーナーまで短い
・コーナー6つでスタミナ比べとなれば、距離ロスが致命傷になる
からです。

基本的には内枠の馬を優先しましょう。

脚質については逃げ・先行馬有利です。

前走の脚質別成績
京都3000脚質別成績・回収率

「京都外回りのデータ傾向通り」と言ってしまえばそれまでですが、差し馬や追い込み馬は外を回すケースが多くなるので数字が悪くなるという要因もあります。

以上が京都3000Mのデータ紹介でした。

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