キーンランドカップが行われます札幌芝1200Mのコース解説です。
騎手の差は出ない
主要騎手の成績と回収率データです。
正直、あまり傾向らしきものが見当たりません。
1200Mでコーナーも緩い事から、騎手の腕の差はあまり出ないものだと考えられます。
減量騎手の成績を見ても若干劣るくらいで、そこまで大きくは変わりません。
前走からの乗り替わり・継続騎乗の差も特に見られませんでした。
そのため、騎手は気にしなくてもいいでしょう。
スプリント適正はそこまで求められない
種牡馬別の成績を見てみますと
スプリント血統が苦戦しています。
洋芝で他の競馬場よりも時計がかかるからかもしれません。
前走距離別で見ても大幅な距離短縮の馬券回収率が高いです。
前走1500M以上の距離からの短縮で、なおかつ逃げ・先行馬の回収率は100%前後あります(逆に1500M以上のレースで後ろから行くような馬はスピード不足)。
スタートが重要
枠順別を見ると、1枠が悪くて8枠がいいです。
また脚質別で見ると逃げ・先行馬が有利となっています。
(前走脚質別成績)
先週記事にした札幌芝2000Mと違って、スプリント戦は上がり勝負になりにくいので、外から加速を付けた差しは届きにくいです。
基本的にはスタートのいい馬を狙うのが定石となります。
そういった観点で見ると、枠は後入れの方が良く、このコースは他の競馬場の1200Mと比較しても偶数番や大外枠の回収率が高いです。
1枠は15頭立て以下なら単枠奇数番となり、それが回収率の低い要因だと考えられます。
一方で8枠は基本的に大外枠の馬が居るので、データ的に回収率が高いと考えられます。
「枠×脚質」で見てみますと、8枠の逃げ・先行馬の成績が良く、1枠の逃げ・先行馬がよろしくありません。
以上の事から内枠に入った逃げ馬は行けずに包まれるリスクを考慮するようにしましょう。
少し補足しておきますが、下級条件と上級条件では分けて考える必要があります。
下級条件で1200Mを使ってくる馬は脚を溜めて切れるタイプは殆どいません。
そのためスローになろうが逃げ・先行馬が有利です。
一方で、キーンランドカップのような上級条件では、ペースが緩むと切れる末脚を使う馬が出てきます。
そうなると芝2000同様にコーナーで、トップスピードに乗せられる外の差し馬の方が有利です。
ここ3年はテンの3Fが34秒台となり、外を回した馬が馬券に絡んでいます。
一方33秒台で行った年は、ほぼ内先行で決まっています。
そういった意味で上級条件のレースはペース読みも重要です。
疲労度はそこまで考えないでOK
2000Mの解説では北海道転戦組の回収率が低い事を紹介しましたが、1200Mだとそういった傾向が見られません。
2000Mと比べて走る距離が6割ですから消耗度が低いからだと思います。
ローテーション別で見てみても特に傾向は見られません。
以上が札幌芝1200Mのコースデータ傾向でした。
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