読者様より要望が何通か頂いておりましたので、種牡馬に続いてコースデータもやりたいと思います。

第1回目は今週末がアイビスサマーダッシュという事で新潟直線1000Mにしました。

外枠有利

紹介しなくても知っているとは思いますが、データ的には外枠が圧倒的に有利です。



枠順

外側がいい理由は単純に『馬場状態が良好』だからです。

しかし、新潟開幕週に限定したデータを取ってみても外枠の方が有利な傾向となっています。

そのため、他の要素もあるはずです。

1,ラチを頼って走ることが出来る

馬というのはムチを入れると真っ直ぐ走りません。

まっすぐ走れないと当然距離ロスとなります。

しかし、GOサインを出したり、最後まで走る気を促すにはムチが不可欠です。

そのため真っ直ぐ走れるポジションにある馬は有利だと言えます。

2,併せ馬の効果

昔は開催前半の直線1000Mのレースで内ラチに1頭ポツンと走る馬も居ました。

しかし、あまり結果は出てなかったように見えます。

やはり併せ馬の状態に持っていく事で、馬にやる気を注入するのも重要です。

併せ馬の状態なら真っ直ぐ走る事も出来ます。

昔は今ほど外に寄せなかったので、内枠に速い馬がいた場合はレースの様相が違いました。

内枠の逃げ馬を目標にして競馬をした結果、「内枠の方が有利」となるのです。

近年のアイビスサマーダッシュだと2014年のセイコウライコウが外に寄せないで勝っています。

2014アイビスサマーダッシュ(2枠2番)

3番のフォーエバーマークを目標に乗ったわけです。

併せ馬の形になれば2着はフォーエバーマークだったわけですが、アッサリ交わした上で斜行してしまいフォーエバーマークにブレーキをかけさせてしまいます。

セイコウライコウは結果的には勝てたものの、最後は単独になって頭を上げる形(ソラを使う状態)になっていますから、完璧な騎乗ではありません。

一方で外枠の快速馬アンバルブライベンは、テンが速すぎ&急失速で他と併せ馬になる時間が無かったのが痛いです。

新潟直線1000Mは馬の能力差がモロに出やすいコースですが、こういった細かな部分の積み重ねで着順が入れ替わる事があります。

3,そもそも外に急いで寄せすぎの説

近年は内枠の馬が一目散に外に寄せていますが、馬場に内外差が無ければムチを入れるまでに外に寄せておけばいいはずです。

それなのに最初から外ラチに行こうとする馬も多く見かけます。

最内枠と大外枠とで20Mの内外差がある仮定して、内枠の馬が1000Mかけて20M右に寄せるとどれだけの距離損になるかご存知でしょうか?

答えは僅か20CMです。

一方で最初の200Mで20M寄せてしまうと1Mの距離損が発生します。

開催が進んでも最初の500Mは内外差が無いはずなので、そんなに急いで出す必要はありません。

内枠の馬が無駄に距離ロスをしているのも外枠有利の遠因だと考えています。

といった感じで外枠が有利である理由をまとめてみました。

やはり短距離血統が優勢だが

成績や回収率が優秀な種牡馬
新潟直線1000M種牡馬別成績
ちなみに「人気-着順」は
人気よりもどれだけいい着順を取れたかの指標
であり、プラスが大きいと穴を空けやすいと考えて下さい(マイナスだと人気で凡走しやすい事を意味します)。

成績自体はサクラバクシンオーの系統やタイキシャトルの系統やフジキセキの系統など短距離戦が得意な馬が有利です。

しかし、人気になるので回収率はあまりよくありません

ショウナンカンプ(バクシンオー産駒)みたいに、ゴリゴリの短距離血統だけど陰が薄い種牡馬を狙うしか無いです。

もしくは母父が短距離血統だとそこまで人気になりません。

 

それと個人的にはダンチヒ系やストームキャット系をオススメしています。

サンプル数は少ないものの、父に入っても母父に入っても回収率が高いです。

これらの産駒は概ね不器用ですから、その弱点が露呈しない直線1000Mは格好の舞台となります。

 

逆にディープインパクトを筆頭に中距離血統は殆ど走りません。

少なくとも父か母父のどちらかには短距離血統が無いと厳しいです。



騎手について

成績や回収率が優秀な騎手

菜七子たん(*゚∀゚)=3ハアハアです。

まあサンプル数が少ないのでたまたまだと思います。

ちなみに「軽斤量が有利」と言われていますが、減量騎手が有利というわけではありません。

トップジョッキーでも普通に結果を残しています。

昔は西田騎手が新潟直線1000の仕掛けのタイミングを熟知していて頭1つ抜けていましたが、最近はみんな慣れてしまっているのでそこまで騎手で差が付く印象はありません。

ただ、このコースにあまり経験が無い関西騎手の成績は概ね悪いです。

馬体重

最後に斤量に関係して馬体重の話も少しだけしておきます。

「馬体重が大きい方が有利」だと言われていますが、表面上のデータだけで見るとそんなに変わりません。

しかし、「斤量/馬体重」の数字を比較すると重い馬と軽い馬とでは明確な差があります。

つまり、
軽い斤量で一見買えそうな馬でも、馬体重が軽いと期待出来ません。
馬体重が重くて一見買えそうな馬でも、斤量が重いと期待出来ません。

以上が新潟直線1000Mのデータ傾向でした。

追記:「騎手の腕は殆ど関係ない」と書きましたが、直後に開催されたアイビスサマーダッシュは西田騎手が人気薄で勝ってしまいましたw。
アイビスサマーダッシュ予想記事で、もしラインミーティアに印を打っていなかったら、どんなクレームが来ていたのか考えただけでぞっとします。

西田騎手もレース後にこう語っていて

「最近はみんな千直の乗り方がうまくなって(自身は)なかなか結果を出せなくなったが、今日は勝ちに行かずに乗りたかった」
出典:スポニチ様より

騎手の差は確実に縮まっていますので、西田騎手だからと言って何でも買うのはやめておいた方がいいです。

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