京都競馬場内回り芝2000Mの枠順・脚質・種牡馬・騎手などのデータ紹介です。
ルメール騎手に注目
勝率や複勝率などの成績を見ると、ルメール騎手がズバ抜けています。
複勝率6割というのは結構な数字です。
特に他の騎手からの乗り替わりは回収率が高くなっているので(単勝・複勝回収率90%オーバー)、なるべく押さえるようにしましょう。
それと藤岡佑介騎手の回収率の高さが目立ちます。
藤岡佑介騎手はこのコース得意なのでしょうか。
いやそれはないだろ(失礼)
と思って細かく見てみると、未勝利戦で単勝244倍・複勝41倍のクリンチャー(後に皐月賞4着馬)で大穴を開けただけです。
クリンチャーは新馬戦で全くいい所がなく後方のままでレースを終え、デビュー2戦目であるこのレースで逃げて完勝でした。
馬券買っている側からすれば事故みたいなもの。
この一回のレースで回収率を押し上げているだけなので、そこまで気にする必要はないでしょう。
外枠不利
枠順別の成績・回収率を見る限り、外枠はよろしくありません。
言うまでもなく、コースの形状が原因です。
コーナー4つの2000Mで、最初のコーナーが鋭角なので、急いで内に入れないと大幅な距離ロスとなります。
また、内回りと外回りがバランスよく開催されているので、馬場のイン側が使い込まれて悪くなりにくい要因があります。
そのため、相対的に外枠が不利です。
なるべく内目の枠の馬を買うようにしましょう。
逃げ・先行馬が有利
コース形態に関連して、逃げ先行馬が有利となっています。
京都芝2000M前走の脚質別成績
差し・追い込みが届きにくいと覚えておきましょう。
ただし、秋華賞に限っては話が別です。
差し馬が圧倒的に有利となっています。
上級条件になると差しが有利になるのかな?
と思って調べて見ましたが、秋華賞特有の傾向です。
おそらく、秋華賞で前に行く馬は、本質的にマイル以下のレースで向いているような馬が多いからだと思います。
秋華賞で前に行って残るような馬は、その後も牝馬の中距離路線で活躍していますが、数は少ないです。
レースの性質上、短距離馬も多く出てくるので、差しが決まるのだと思います。
ロングスパートタイプが有利
種牡馬別に見ると下記のようになっています。
ハービンジャーやハーツクライなど長くしぶとい脚が使える馬が優勢です。
一方で加速力タイプの馬の回収率が悪いように見えます。
昇級戦が狙い目
前走のクラス別成績を見ると、昇級戦の馬がいいです。
たまたまなのか?
理由があるのか?
色んな側面で見てみましたが、「小倉や中京からの転戦組が結果を残している」点がポイントだと思います。
基本的には下級条件程、ローカルで行われますが、昇級すると中央のレースを使わざるを得ません。
中京や小倉の芝中距離で勝ち上がって来た馬が、次走京都2000Mなら同じようなコースなので、同じようなパフォーマンスを出せます。
しかし、京都1800や京都2200を使った場合は別の適性が求められるので、昇級馬が力を発揮出来ない事の方が多いです。
そういった理由で、昇級馬が相対的に有利なコースなのだと思います。
以上が京都2000Mのデータ傾向でした。
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