今回は地上波中継があるJBCスプリントとクラシックの2本立てで予想記事を書きます。
京都競馬場のダートは逃げ・先行有利と言われていますが、今回はガン無視して予想します。
ダートの下級条件の馬は脚を溜めて差すような競馬は出来ません。
ただ単に弱くてペースに付いていけない馬が多いです。
しかし、上級条件の馬になると、道中脚を溜めて最後の直線で加速することが出来ます。
京都のダートはG2以上のレースが開催されていません。
そういった意味でG1レベルの馬が集う今回はデータが当てはまらない可能性があります。
また、今回は地方馬も居て、ペースに付いていけない馬も何頭か居るはずです。
地方交流競走と一緒で「差し馬も好位で競馬が出来る」と見ました。
ということで今回はデータに逆らって差し馬を本命にします。
JBCスプリント
ペースはそこまで早くならないと思います。
ネロ・マテラスカイは同厩舎であり、前走のように潰し合いはしないでしょう。
スタートはグレイスフルリープやナックビーナスが速いですが、無理にハナに行かなくても大丈夫な馬です。
ゆえにスローの前残りを想定して買いたい所ですが、今回は差し馬を本命にします。
本命:レッツゴードンキ
前走は脚を溜める競馬に徹して上がり最速を出すも5着です。
評価しているのは今年のフェブラリーSのレース内容となります。
フェブラリーステークス2018(7枠13番)
初ダートという事で砂を嫌がる形となりますが、4コーナーからの加速力は目を見張るものがあります。
明日はこういう末脚が求められるはずです。
結果的には残り200でパッタリ止まりましたが、今回は1200Mとなります。
お母さんのマルトクもダートの短距離馬だった事を考えると今回が最適条件である可能性が高いです。
調教を見る限り流石に少し衰えた気もしますが、それでも十分足りると見て本命にしました。
対抗:モーニン
G1フェブラリーSを勝って以降は低迷が続いていましたが、ここに来て復活している印象です。
差し馬という理由でも買います。
馬群に包まれると駄目な馬ですし、スタートがあまり良くないので外枠を引けたのを評価しました。
前走の韓国スプリントは評価不能ですが、4コーナーで馬群に閉じ込められた事を考えれば、よく走ったと思います。
ただ、韓国帰りの馬は軒並み不調です。
調教を見る限りベストとは言えません。
近い国とは言え、海外帰りという評価をした方がいいと思います。
3番手:キングスガード
切れ味で言えばこの馬です。
前走は完敗でしたが、初の1200Mで差す競馬の練習が出来たのを評価しました。
内を上手く立ち回れば1チャンスあるはずです。
今回のJBCはこういう追い込みタイプの馬を買いたいのですが、能力的には多少見劣るので3番手にします。
4番手:マテラスカイ
前走は落鉄していたという事(ダートの落鉄はどれだけ影響するのかよく解りませんけど)。
4コーナーまでは勝ったかの勢いだったので、本来の姿では無かったのかもしれません。
人気しているのはプロキオンSのパフォーマンスが理由だと思いますが、果たして再現性があるでしょうか。
この馬はスタートからのダッシュ力があまり速くありません。
前走のゲートダッシュはネロよりも遅かったです。
ネロは同厩舎なので意地悪してきませんでしたが、グレイスフルリープは空気が嫁ない事に定評があるルメール騎手となります。
万が一包まれればアウトです。
また、今回はネロが最内枠を引きました。
行かないと馬群に包まれてしまいます。
おそらく最終的にはマテラスカイにハナを譲るでしょうが、それまでは出来るだけ前に行こうとするでしょう。
といった形でマテラスカイが楽にハナへ立てるとは思いません。
プロキオンSみたいに外枠を引ければよかったのですが、グレイスフルリープやナックビーナスの内に入ってしまいました。
また、プロキオンSは不良馬場であり、今回の馬場とは違います。
プロキオンSは4コーナーからの加速しているので、同じ競馬が今回も出来れば圧勝だと思いますが、果たしてどうなるでしょうか。
そういった理由で評価を下げました。
押さえ:キタサンミカヅキ
前哨戦の勝ち馬なので普通に買います。
大井のダートの方がいいと思われていますが、中央時代は芝スタートも普通にこなすスピードを持っていた馬です。
1年くらい不振が続いて地方行きとなりましたが、地方所属となり状態が改善されたのなら、普通に京都ダートも走るはずです。
押さえ:ナックビーナス
昨年の東京盃は出遅れてしまいレースに参加していません。
いちおう若い頃にダートを走っているので、何とかなると思っています。
前走のスプリンターズSはモレイラ騎手いわく「バランスが悪かった」とコメントがありました。
バランス云々はよく分からないのですが、少なくとも調教は今回もいいです。
スプリント路線の上位の能力なのは間違い無いので、いちおう押さえました。
押さえ:セイウンコウセイ
いちおうこの馬もおさえておきます。
ダートは若い頃に経験していて問題ありません。
それと今回は包まれない枠を引けました。
坂がない京都に実績があるのも評価点です。
流石にピークがは過ぎた感じですが、ダートに戻って激変の可能性も若干あると思います。
消し:グレイスフルリープ
戦績的に地方専用という感じがするので、消します。
ルメール騎手が乗るから売れているのだと思いますが、人気に合わないです。
同じく消し評価の馬としてラブバレット、アンサンブルライフ、ニシケンモノノフを挙げておきます。
予想の印
◎レッツゴードンキ
◯モーニン
▲キングスガード
★マテラスカイ
△キタサンミカヅキ
△ナックビーナス
△セイウンコウセイ
JBCクラシック
こちらも差し馬中心に買います。
本命:ノンコノユメ
4番人気という事で迷わず本命です。
前走は大出遅れをかましたので参考外となります。
2018南部杯ノンコノユメ1枠1番
昨年の南部杯でもゴールドドリームがやらかしましたが、盛岡のスタートは特殊なのでしょうか(地方はよく知らないのでよく解りません)。
ゴールドドリームは次走普通にゲートを出たので、出遅れの再現性は薄いと思います。
ちなみに2走前は4コーナーで突き放されたのが敗因です。
実はノンコノユメ、左回りのコーナリングを苦手としています。
東京ダートだと直線まで持ったままなので大丈夫です。
しかし、中京などでは4コーナーの加速局面で置かれてしまっています。
一方で右回りはスムーズです。
中山は伏竜Sで負けていますが、前が詰まったものであり、勝ち馬クロスクリーガーにはその後のJDDでしっかりリベンジしています。
帝王賞など大井の2000Mでも十分やれているので、スタミナは問題ないはずです。
輸送に関しては中京で惨敗しているだけに若干の心配ですが、去勢して暴れる馬でも無くなったので大丈夫だと信じます。
仕上がりは申し分ありません。
ルヴァンスレーヴとゴールドドリームの居ないレースなら能力はトップです。
おそらく「京都コースが合わない」とみんな思っているので、この人気なんでしょうけど、実は得意と見て本命です。
対抗:オメガパフューム
もちろん差し馬で攻めます。
前走は上手くグレイトパールの後ろに入れたのが大きかったです。
恵まれた側面もありますが、経験不足の3歳の段階で古馬G3を圧勝するのは評価出来ます。
今回も上積みが見込めるでしょう。
特にコーナリングが素晴らしいです。
外枠を引けたので外外を捲くる競馬になります。
それで押しきれるかどうかは解りませんが、対抗評価としました。
3番手:ケイティブレイブ
京都の平安Sでは5着に負けていますが、グレイトパールが強すぎて潰されただけです。
グレイトパールが居なければ勝ち負けでした(そのグレイトパールは佐賀に転厩・・・)。
そのため、京都が苦手だとは思いません。
普通に考えればこの馬が本命ですが、今回は差し馬を中心に買うことを決めたので3番手まで落としました。
逃げ・先行有利の方にBETするなら普通に買って下さい。
4番手:アポロケンタッキー
どちらかと言えば左回りより右回りの方がいい馬です。
今回はデムーロ騎手が鞍上で、少しいつもと競馬になるかもしれません。
それが吉と出るか凶と出るかは解りませんが、押さえは必要だと思います。
押さえ:クリソライト
1年2ヶ月の休み明けですが、まずまずの仕上がりです。
ケイティブレイブが負けた平安Sでは後ろポツンで2着に来ました。
今回もおそらく後ろポツンだと思います。
2着か3着はあると見て押さえました。
押さえ:センチュリオン
レースを使いつつ徐々に良くなってきてます。
調教のタイムはイマイチですが、いつもの事なので問題ありません。
輸送については少し心配ですが、内を上手く立ち回ればチャンスありと見ました。
押さえ:テイエムジンソク
陣営によると近2走はナイター競馬で戸惑ったとの事。
地方の馬場も合わなかったのかもしれません。
3走前は馬群の中へ入れたのが敗因ですし、フェブラリーSは経験不足が敗因なので、ここでガラリ一変もあるでしょう。
ただ調教がイマイチでした。
去年のチャンピオンズカップや今年の東海Sの出来にあれば圧勝ですが、そこまでの状態では無さそうです。
消し;サンライズソア
前走は「仕上がり途上」なのと「ハナは無理そう」だったので切りましたが3着には粘りました。
調教を見る限り劇的に改善したようには見えず、斤量差を考慮してもオメガパフュームを逆転出来るようには思えません。
また、この馬はゲート内で首を頻繁に動かす馬です。
3走前は大出遅れしたように、一定確率でやらかします。
今回は他に速い馬も居ますし、内で閉じ込められる可能性もあるので、1番人気なら思い切って消しました。
同じく消し馬として。マイネルバサラ、アスカノロマン、シュテルングランツ、タガノゴールドを挙げておきます。
予想の印
◎ノンコノユメ
◯オメガパフューム
▲ケイティブレイブ
★アポロケンタッキー
△クリソライト
△センチュリオン
△テイエムジンソク
アルゼンチン共和国杯の印を[最強]競馬ブログランキングで公開しています
レディスクラシック
予想の印だけ。
◎ラビットラン
◯フォンターナリーリ
▲アイアンテーラー
★ファッショニスタ
△サルサディオーネ
△プリンシアコメータ
△カワキタエンカ
消し:クイーンマンボ
調教を見る限り、イマイチです。
今回は内に包まれて何も出来ない可能性も十分あるでしょう。
まあ最大の理由はルメール騎手を3R全部消すという暴挙をやりたかっただけですけど。
現在G1を3連覇中ですが、ノーザンの運動会ならまだしもガチンコ勝負ならそんな上手くいかないと見ました。
この秋のG1シリーズの出走予定を見る限り、来週からはルメール騎手の馬を中心に買わざるを得ないので、今週だけは思い切って軽視しました(消すことはないと思いますが)。
という事で今回はかなり攻めた予想ですが、明日の振り返り記事では土下座m(_ _)mしている可能性が高いです。
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