小倉記念が行われる舞台「小倉芝2000M」のコース攻略記事です。
騎手・調教師別成績
小倉芝2000の成績上位&回収率優秀騎手のデータ
浜中騎手や川田騎手などリーディング上位の騎手が順当に結果を残しています。
ただ、調教師別の成績を見てみると「G1でもお馴染みの面々」が顔を揃えています。
調教師別データ
そういった厩舎とつながりが深い騎手の成績は良いです。
例えば丸山元気騎手は小倉に来た堀厩舎の馬に沢山乗っているため成績が上がっていると考えられます。
一方で北村友一騎手はそういったメジャーな厩舎以外で結果を残しているため、小倉2000Mを得意にしていると言っていいでしょう。
種牡馬別成績
種牡馬別に見てみると
ディープやキンカメやステイゴールド産駒は回収率がよくありません。
一方でハービンジャーやダイワメジャーやバゴと言った「トップスピードが相対的に劣る馬」がいい印象です。
これはバックストレートから動く馬が居るので、ロングスパートレースになりやすいからだと思います。
また、母父に注目すると、ダンスインザダークがいいです。
ダンスもトップスピードよりもスタミナ自慢な産駒が多く、平坦というのもこの馬にはプラスだと思います。
ただ、小倉には冬開催と夏開催があります。
ダンスは「冬の中山で全く走らない」のは有名ですが、冬の小倉でも走りません。
同じようにバゴもどちらかと言えば夏に走る傾向があります。
ダンスとバゴは夏狙うようにしましょう。
また、このコースはスタミナ比べになりやすいからか牝馬は苦戦傾向にあります。
夏だけを抽出しても牡馬に比べて成績が落ちていますし、回収率はそんなに変わりません。
枠順は有利不利ナシ
枠順のデータを見てみると内外に有利不利はありません。
最初の1コーナーまで距離があるからだと思います。
ただし、開催前半だけに絞ってデータを取ってみると1枠の回収率は良くないです。
内枠が有利でも無いのに「内枠有利だ」と思って買う人が多いからだと思います。
逃げ馬は軽視
脚質別成績を見ると、小倉2000は他のコースと比較して逃げ馬がそんなに残っていません。
前走逃げた馬の回収率も極めて低いです(単勝回収率38%、複勝回収率52%)。
そのため、「直線が短いから逃げ馬有利」と安易に考えないようにしましょう。
相対的に差し追い込み馬の回収率は高いですが、全頭買いで回収率が100を超えるわけではありません。
そこはご承知おき下さい。
ちなみに小倉のコース図はこんな感じとなっています。
最後の直線はフラットなのですが、1コーナーが上り坂で2コーナーから下り坂です。
そのため、下り坂の終わりで勢いを付けてバックストレートで捲くるケースもたまに見られます。
その場合、3コーナーまでに先頭に立つのがベストです(中途半端に捲くるとコーナーで外を走らされるので)。
ただ、そういう捲りを毎回やってくれる騎手は居ません。
大半の騎手は3コーナーから動くので、コーナリング性能が重要となります。
JRAのHPでレース動画は見れますから、自分が買おうと思っている馬がコーナーでどういう走りをするかをチェックして買って下さい。
以上が小倉2000M芝のコース攻略でした。
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例年の小倉記念だとサトノラーゼンやマローブルーのような拝んで消せる人気馬がいるのですが、今年の登録メンバーは渋いですね。(ヽ´ω`)マスコミが変に煽るとバンドワゴンが1番人気になっちゃうような気が…
それは勘弁して欲しいです(・∀・)。
ルメール騎手から和田騎手への乗り替わりは本来鞍上弱化ですから、今回はパフォーマンスを下げますよとお伝え下さい。
でもまあ逃げ馬よりも差し馬狙うとしたらペルーフしか見当たらないのが困りモノです。