問い合わせ窓口に質問を頂戴いたしましたm( _  _ )m。

1000円様より
毎週読んでいます。フォワ賞のサトノダイアモンドについて振り返りと凱旋門に向けてどうなのか見解をいただければ幸いです。

ご質問ありがとうございます。

フォア賞については不良馬場で参考外と見て、特に語ることはありません。



ディープインパクト×南米血統ですからパフォーマンスを発揮出来ないはずですし。

言うまでもなく本番も無印となります。

2CHまとめの方でも軽くコメントしたように、
フォア賞の結果速報、サトノダイヤモンドは4着に敗れる

ソウルスターリング、サトノクラウンの方が期待出来るでしょう。

G1未勝利馬でも、モスカッチャン、カフジプリンス、ベストアプローチといった現地適性が高そうな馬を連れていけば1チャンスあると思います。

サトノダイヤモンドに関しては特に語る事が無いので、今日はサトノノブレスがやったペースメーカーについてお話します。

ラピット(ペースメーカー)は何をするの?

今回のレース動画を見て下さい。

サトノノブレスの川田騎手(黄色い帽子)は終始困惑した騎乗です。

スタート後はサトノダイヤモンドに競りかけるような形となり、最後の勝負所ではサトノダイヤモンドの蓋をして仕掛けを遅らせる形となりました。

ペースメーカーなのに邪魔したと言っていいでしょう。

ルメール騎手が怒っていたそうですが、川田騎手はペースメーカーなんてやった事ないですから仕方ありません。

川田騎手が悪いのではなく、ちゃんと説明してない陣営の落ち度だと言えます。

もっと言えば
「ペースメーカーって何をすればいいの?」
という事を誰も知らないはずです。

まず、ペースメーカーは「厳しい流れを作る」のが基本的な仕事となります。

昨年の凱旋門賞は厳しい流れになった結果、オブライエン厩舎のガリレオ産駒の1.2.3です。

オブライエン厩舎はこのレース、ラピット扱いの馬を出していませんでしたが、どの馬も先行しています。

一方マカヒキは厳しい流れが合わずに大惨敗です。

昨年と同じようなペースとなれば、言うまでもなくサトノダイヤモンドは惨敗するでしょう。

そのため、サトノダイヤモンド陣営がペースメーカーを使う理由はありません。

また、ペースメーカーは「馬群を縦長にする」効果もあります。

ヨーロッパの競馬は馬群が密集するレースが多いです。

馬群の中に居ると抜け出して来れなくなる可能性があるわけですが、有力馬はそれを嫌うのでペースメーカーを使います。

ペースメーカーが逃げて縦長の馬群を作る事により、本命馬が馬群の中で閉じ込められるリスクを軽減しているのです。

例えば2010年のダービーはオブライエン厩舎のラピットがガンガン飛ばしました。

https://youtu.be/yj0_36H2sic

後ろは「追いかけなければ逃げ切られる」と思ったので後ろも追走した結果、馬群はバラけます。

結果的にラビットはオブライエンの本命馬よりも先着して2着に入りました。

2011年の凱旋門賞でも同様にラビットが本命馬に先着して2着に粘っています。

つまり、「追いかけなければ逃げ切っちゃうよ」という馬が逃げないとラピットの効果は無いのです。

今回のサトノノブレスの逃げは何の意味もありませんでした。



ラピットがやってはいけない事

他馬の妨害です。

チームプレイなので何でもアリのように見えますが、他陣営の妨害は流石にやってはいけません。

今年の凱旋門賞はエネイブルが人気になりそうですが、サトノノブレスがエネイブルの進路を塞ぐのはNG行為となります。

グレーなのが「本命馬の進路を開けるために横移動する」行為です。

過去日本馬に乗って一番上手くラビットの役割を演じたしたのは、2012年のフォア賞におけるクラストゥス騎手(アヴェンティーノ)でしょう。

オルフェーヴルは追うとラチの方向に寄れる馬なので、終始ラチ沿いを走らせる事により圧勝しました。

でも、こんな事やっていいのかよwww

と思ったわけですが、現地でも多少物議を醸したようです。

凱旋門賞でオルフェーヴルが大外枠だったのは、何かの圧力があった可能性も・・・。

一方で日本の競馬。

先週ウインガニオンをサマーチャンピオンにさせようと、マイネルアウラートやウインフルブルームがマルターズアポジーを潰しに行きました。

海外でああいう事をやれば、問題となる国もあるでしょう。

まとめ

「選択肢があるのにもかかわらず、あえて適性の無いレースを馬に走らせる事はホースマンとして無能の極」
だと個人的に考えています。

池江調教師のお父さんがディープインパクトで凱旋門賞に挑戦を表明した11年前から一貫して批判しています。

今回のフォア賞を見て感じたのは、「サトノダイヤモンドで凱旋門賞を目指す」という部分も論外ですが、サトノノブレスをペースメーカーとして連れていく事もどうかと感じました。

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