中京の馬場は雨が残っていました。

最終レースで行われた1200Mは内有利で前残りでしたが、他のレースは外から差しが届いています。

明日乾くとは思いますが、2年前のような超高速馬場になるとは思えません



ペースはネロが引っ張ると思いますが、そこまで速くならないと見ています。

 

本命は迷いに迷いましたが、レッドファルクスにしました。

前走の阪急杯は位置取りが悪すぎたのが敗因です。

道中はいいポジションに居ましたが、外へ出すために下げてしまいました。

今回も内目の枠に入りましたが、デムーロ騎手なら4コーナーで強引に割ってくれると思います。

2走前のマイルチャンピオンシップは馬場の悪いところを通ったのが敗因です。

3走前のスプリンターズSは馬群に包まれて進路が見つけられず仕掛けが遅れました

振り返り記事でも書きましたが、デムーロ騎手はゴール後クビを横に振って十字を切るポーズをしています。

おそらく騎乗ミスである事が解っていて、それでも勝った事を神に感謝していたのだと推測します。

つまり今回のメンバーとは能力差があるはずです。

7歳なので衰えはあると思いますが、他の人気どころも年寄りばかり。

他の穴馬も気になりますが、とりあえず軸としてはこの馬でいいかと思います。

対抗:ブリザード
この馬を本命にしようか最後まで悩みました。

前回の来日時も「日本のスプリント路線はレベルが低い」という理由で12番人気でもヒモ指名しました。

結果は5着です。

敗因はスタート時のアクシデントとなります。

発走直後に馬の首が何故か上を向いてしまいました。

そのままズルっと下がる形で置かれてしまい、道中かかりながらポジションを上げます。

4コーナーでは手応えが怪しくなるも差の無い5着です。

現地でのレースを見る限り、本来この馬はゲートから押して出ています。

後ろに下げて脚を溜めるタイプではありません。

そのため前回のスプリンターズSより前目の位置が取れると見ました。

今回はスプリンターズSと違って高速馬場でも無いはずです。

過去のレースを見る限り馬群突破は可能ですから、内枠も大丈夫だと思います。

3番手ファインニードル

前走は内枠有利の京都1200Mでハマっただけなので、あまり評価していません。

ただ、調教を見る限り、状態は良さそうです。

スプリンターズSでは前に馬が置けず、終始かかり気味でした。

そのため、今回も内枠を引ければ本命にする予定だったのですが、外目の枠です。

ファインニードルより外には、ダイアナヘイロー・ネロ・レーヌミノル・ラインスピリットなど逃げ先行馬が沢山居ます。

何とか前に馬を置けるといいのですが、そればかりはやってみないと分かりません。

あと中京競馬場は過去に1回使って惨敗しています。

出遅れて外を回しての敗戦で参考外ではありますが、坂区間でヨレていたのが気になりました。

ヒモ:シャイニングレイ

この馬は折り合いが全く駄目な馬です。

1200Mに戻る今回が狙い目となります。

前走の阪神カップは折り合いを欠いてレースになりませんでした。

3走前は内枠で脚を溜める事が出来ましたが、4走前は馬群の中に入れても制御出来ずに暴走機関車と化しています。

非常に不安定な馬ですが、能力は高いです。

折り合いを欠きながらもホープフルSを勝っています。

調教についてはやや急仕上げといった感じです。

前走同様外枠を引いてしまったので、下げるしか無いと思います。

そういった部分でヒモ評価としました。

ヒモ:レーヌミノル

去年の桜花賞やマイルチャンピオンシップの内容を見る限り「来年の高松宮記念はこの馬だな」と思いましたが、ここ2戦がぱっとしません。

馬群に閉じ込められた阪神Cはノーカウントだとして、前走は不甲斐なかったと思います。

着差を考えれば斤量と4歳の成長力でオーシャンS組には逆転出来るはずですが、だからと言って馬券になるとは限りません。

陣営曰く「前走は帰厩が遅れで急仕上げだったのが敗因」と言っています。

僕は同じ休み明けでもローズSよりかはいいと思ったので前走本命にしましたが、陣営の言葉を信じて今回も買いました。

押さえ:ダンスディレクター

前走の阪神カップは先行策がハマりました。

この馬はゲートが速い馬です。

馬なりでもポジションは取れるのですが、引っかかります。

そのため下げて折り合い重視の競馬をしていました。

ところが、前走先行しても大丈夫だったので、今回は変に下げないと思います。

そのため、今回のメンバーに交じっても逆転があるかもしれません。

調教については悪くないです。

当初は阪急杯に出走予定でしたが、早い段階で回避を決めています。

調教メニューはしっかりこなせているので、問題ないはずです。

問題は中京コースとの相性です。

CBC賞の2着は最後の直線でロスがあったので実質は勝ちに等しい内容でしたが、その他のレースは力を出し切っています。

勝鞍が京都ばかりなので、坂はよくないのかもしれません。

押さえ:レッツゴードンキ

昨年のスプリンターSでは無印にして、本命馬と対抗馬の間に割り込まれ悶絶しました。

近走の内容と調教を見る限り、衰えはありません。

ただスプリンターズSも宮記念も内をロス無く突破しての結果です。

そういう意味では今回も消して勝負したい所ではありますが、他に買いたい馬が居ないので押さえました。



無印:ネロ
最後まで買おうか迷いました。

調教はいつも通りいいです。

もし馬場が渋ったら圧勝もあると見ていました。

ただ、明日は良馬場になると思います。

展開的にはいかにも恵まれそうな感じがしますが、印が回りませんでした。

消し:セイウンコウセイ

前走は逃げれたので馬券になったと思います。

今回はネロとダイアナヘイローが居ますのでハナには行けないはず。

馬群の中は良くない傾向なので、内枠で包まれると力を出しきれないでしょう。

馬場が渋れば昨年の再現があると思いますが、明日は乾くと見て消し評価です。

以下同様にダイアナヘイロー、ラインミーティア、ラインスピリットは消し評価です。

 

予想の印

◎レッドファルクス
◯ブリザード
▲ファインニードル
△シャイニングレイ
△レーヌミノル
×ダンスディレクター
×レッツゴードンキ

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