藤田伸二元騎手が地方競馬で現役復帰を目指すというニュースを見ました。

最近は麻雀番組に出演していたようですが、


競馬にはてっきり未練が無いと思っていたので、現役復帰は驚きました。

エージェント制度に対して不満があった形で辞めたので、まだまだ行けるかとは思いますが、近年衰えは流石にありましたし、現役を続けられたとしても現実的にはあと5年くらいなので、復帰する理由は無いように思いますが、本人はこう語っています。

藤田伸二オフィシャルブログ様より引用

またyahoo!TOPになるとはなぁ…(^^;

誰や、言ったの(笑)

ちょっと真面目に話してみようか。

「ホッカイドウ競馬で騎手復帰を目指す」

このプランを考えていたことは事実。

ちなみに、その為だけに、身体を鍛えていた訳じゃないで(笑)

2015年9月に騎手を引退してから約1年半。

札幌に店を構える『bar favori』で、ファンのみんなと交流を深めてきた。
酒を呑みつつ好きなことを語り合う……今の生活にはとても満足している。

引退した際にも言ったけど、ファンの方への恩返しは色々考えている。

体調面でどうしてもという時以外は、常にファヴォリに立っていたのもそうだし、オフィシャルサイトの立ち上げもそうだし、競馬のカリスマで見解を書いているのもそうだし。少しでも応援してくれる方への恩返し。

それはファンの方に向けてだけじゃなく、生まれ育った北海道にも恩返しをと常に考えているんや。

そのプランの一つとして、上がっていたのが他でもない「地方競馬で復帰すること」

あくまでもプランの一つやからね。

ホッカイドウ競馬で騎手として復活し、もし藤田伸二という名前が、地方競馬が盛り上がる事に貢献できるのであればという気持ちもある。

正直な話、今現在も尚、地方競馬でしのぎを削って頑張っている騎手の邪魔をするつもりは無いんだよね。

彼らは、自分の生活と命をかけて、地方競馬に騎乗している。

つまり、俺が「藤田伸二」のネームバリューだけで、騎乗依頼を取ろうとは全く思ってないという事。

実は、一つだけ騎手を辞めたあとも気になっている事があるんだよね。

それは、俺が「馬主になる事を薦めたオーナーさん」の馬にその後乗れていないということ。
自分が、馬主になる事を薦めて、伸二が乗ってくれるなら馬主登録するよ!と言ってくれた方には、まだ恩返しが終わっていなかったのかな?とね。

だから、地方競馬で騎手を頑張ってる人の稼ぎを奪いに行くようなスタンスでは考えていないんだよね。

若干先走りのような報道だったけど、報道に関してのコメントをちょっと見てみたら…

「ええやん」

という声が多くて、正直嬉しかった。

競馬会、つまり日本中央競馬会に未練がないと言ったのは変わらない。

昨年、(戸崎)圭太と(川田)将雅が特別模範騎手を同時に受賞し、非常に嬉しかったけど…年が明けたらまぁっちゅう感じやな。

エージェント制度に関してもそうやし、今のラフプレーが目立つ日本中央競馬会には、変わらんなぁと思うし、騎手の皆の身体が心配。

とはいえ、競馬は好きだし、好きじゃなきゃ騎手にもなってないよ。

多くのファンの人が支えてくれて成り立ってるスポーツだからね。

藤田伸二が騎手として復帰することで地方競馬が盛り上がってくれるなら…

馬主さんだけではなく、今も藤田伸二を気にかけてくれているファンが喜んでくれるなら…

「即答でNO」

という理由はないやん?

やるからには全力でやりたいと思ってるし、体力的にはジムでキッチリ仕上げてるから、復帰にあたって大きな障害ではない。

でも…

筆記試験不安やなぁ…(^^;

俺がホッカイドウ競馬でクリーンな騎乗を続けた結果、

現役の騎手たちに喝を入れることになればそれもまた良いと思う。

色々なハードルはあるし、今回のプランはあくまでもプラン。

他にも色々プランは考えてるんやで(^o^)/

皆が楽しんでくれたら嬉しいし、もし騎手として復活できたあかつきには、みんな応援してくれたらよろしいやん!



 

JRA時代から北海道開催にはこだわり、晩年は北海道に住んで全国各地の競馬場に参上していた藤田騎手だけに「北海道の競馬を応援」いうのは筋が通る話です。

そして特別模範騎手の誇りとして、ミルコや岩田の騎乗は認められないものだと思います。

JRAの降着制度が変わって「やった者勝ち」になった事が、藤田騎手にとってストレスが溜まる原因になったはずです。

そんなどうしようもない中央競馬に見切りを付け、地方競馬に活躍の舞台を移すのは今後の競馬業界に一石を投じるでしょう。

JRAの顧客層はどんどんと高齢化しています。

「昔は良かった」

と思う人は多いはずです。

それを老害の戯言と取るのか、「何故今の競馬は駄目なのか?」を深く分析するかで、JRAの10年後20年後は変わると思います。

先日も記事にした通りJRAエージェントとトラックマンとの掛け持ち不可という改革をするそうですが、まだまだこんなものでは足りません。

JRAの駄目な所を発信しつづけるという意味で藤田騎手が地方で現役を続けるのはいい事だと思います。

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