タイキシャトル産駒の特徴とデータ傾向

タイキシャトル（父：デビルズバッグ、母父：カーリアン）の血統解説です。代表産駒にウインクリューガー、メイショウボーラー、テイエムチュラサン、レッドスパーダなどがいます。

血統評価

能力

スピード：5、加速力：4、スタミナ：3、操作性：3

適正

項目	評価
得意路面	芝の稍重
苦手路面	外差し馬場
距離適性	短距離
成長タイプ	晩成
馬券タイプ	穴傾向

アナログ的な視点と血統データ分析の両方を加味して独自評価をしています。

特徴を解説

▽　短距離傾向　▽

お父さんと一緒で基本は短距離志向です。

ただし、1000Mの成績はよくありません（単勝回収率：59％、複勝回収率：52％）

テイエムチュラサンがアイビスサマーダッシュを勝っていますし、成績はそこまで悪くありません。

おそらく「距離短縮はタイキシャトル」だと思って必要以上にタイキシャトル産駒を買う人が多い結果だと思います。

あと坂路主体の調教師の回収率よりもトラック主体の調教師の方が回収率が高い印象です。

短距離馬＝坂路調教というのが一般的ですが、タイキシャトル産駒は少し異なります。

 

▽　小回り平坦巧者　▽

小回りコースだと（単勝回収率：104％、複勝回収率：94％）

に対して

大回りコースは（単勝回収率：62％、複勝回収率：82％）

と明確に差があります。

坂についても

最後の直線で坂が無いコース（単勝回収率：107％、複勝回収率：83％）

最後の直線で坂が有るコース（単勝回収率：70％、複勝回収率：77％）

と差が大きいです。

基本的には平坦小回りで狙いましょう。

 

▽　休養明けは走らない　▽

ローテーションに関しては長い間隔だと走らない傾向があります。

タイキシャトル自身は休み明けだろうが、何だろうが走りましたが、産駒は1回か2回叩いた方がいいようです。

 

▽　クラシック時期に急成長　▽

サンデーサイレンスと同じヘイルトゥリーズン系だからか、クラシック時期（3歳4月～6月）の回収率がいいです（単勝回収率：104％、複勝回収率：91％）

ただし距離適性的にクラシック戦線で好走することは殆どありません。

あくまで裏路線の条件戦で狙いましょう。

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競馬場別、距離別成績

タイキシャトル産駒のコース別データは以下の通りです。
芝コース

競馬場	着順集計	単回収率	複回収率
京都・芝1200	13- 11-  9- 97/130	136	98
京都・芝1400	9-  4-  4- 55/ 72	320	164
京都・芝1400外	7-  4- 10- 79/100	40	81
京都・芝1600	3-  6-  6- 86/101	19	31
京都・芝1600外	3-  4-  5- 59/ 71	53	78
京都・芝1800外	2-  6-  4- 55/ 67	24	40
京都・芝2000	4-  3-  1- 38/ 46	59	80
京都・芝2200外	3-  0-  0- 11/ 14	362	86
京都・芝2400外	0-  1-  3-  7/ 11	0	91
京都・芝3000外	0-  0-  0-  1/  1	0	0
阪神・芝1200	5-  6-  9- 67/ 87	75	104
阪神・芝1400	8- 16-  8-123/155	129	104
阪神・芝1600	2-  0-  1- 18/ 21	71	52
阪神・芝1800外	4-  3-  5- 53/ 65	85	103
阪神・芝2000	4-  1-  2- 35/ 42	67	46
阪神・芝2200	0-  0-  3- 11/ 14	0	125
阪神・芝2400外	1-  1-  3-  7/ 12	30	190
札幌・芝1200	8-  8-  7- 88/111	51	66
札幌・芝1800	1-  3-  8- 20/ 32	62	129
札幌・芝2000	1-  0-  0- 13/ 14	15	9
札幌・芝2600	0-  0-  0-  6/  6	0	0
小倉・芝1000	3-  0-  1-  4/  8	543	83
小倉・芝1200	23- 32- 24-290/369	79	77
小倉・芝1700	0-  1-  0-  3/  4	0	52
小倉・芝1800	11- 11-  6- 91/119	122	73
小倉・芝2600	0-  0-  2-  7/  9	0	45
新潟・芝1000	6-  6-  6- 85/103	53	69
新潟・芝1200	10-  5-  3- 72/ 90	75	58
新潟・芝1400	3-  0-  8- 61/ 72	253	119
新潟・芝1600外	4-  4-  6- 66/ 80	41	101
新潟・芝1800外	2-  3-  2- 39/ 46	15	92
新潟・芝2000	1-  0-  0- 11/ 12	14	9
新潟・芝2000外	0-  0-  0- 11/ 11	0	0
新潟・芝2200	2-  3-  2- 11/ 18	953	237
新潟・芝2400	0-  1-  0-  8/  9	0	108
中京・芝1200	22- 14- 13-209/258	97	72
中京・芝1400	1-  1-  2- 33/ 37	52	44
中京・芝1600	1-  0-  0- 16/ 17	14	6
中京・芝1800	5-  3-  5- 42/ 55	49	104
中京・芝2000	3-  4-  5- 52/ 64	63	57
中京・芝2200	0-  0-  0-  7/  7	0	0
中京・芝2500	0-  1-  0-  4/  5	0	238
中山・芝1200	6-  4-  7- 66/ 83	65	80
中山・芝1600	12-  8- 12- 98/130	83	79
中山・芝1800	3-  4-  3- 26/ 36	50	82
中山・芝2000	1-  3-  4- 26/ 34	60	78
中山・芝2200	0-  0-  2- 11/ 13	0	23
中山・芝2500	0-  0-  0-  1/  1	0	0
東京・芝1400	13- 11-  5- 99/128	69	47
東京・芝1600	12- 11- 10-101/134	104	102
東京・芝1800	6-  6-  8- 54/ 74	101	72
東京・芝2000	1-  1-  0- 15/ 17	12	50
東京・芝2400	0-  1-  0-  9/ 10	0	59
函館・芝1000	0-  0-  0-  2/  2	0	0
函館・芝1200	13-  9- 10-115/147	88	83
函館・芝2000	1-  0-  1- 10/ 12	156	75
函館・芝2600	0-  0-  0-  2/  2	0	0
福島・芝1000	0-  0-  0-  2/  2	0	0
福島・芝1200	18- 15- 24-185/242	78	122
福島・芝1700	0-  1-  0-  1/  2	0	145
福島・芝1800	6-  4-  8- 49/ 67	95	95
福島・芝2000	2-  2-  0- 24/ 28	27	35
福島・芝2600	0-  0-  1-  6/  7	0	24

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