2017年6月14日に行われる安田記念の予想記事です。
出走馬枠順・単勝予想オッズ
展開・血統予想
ダービーのインチキ馬場のメッキが剥がれて、内が多少悪くなっています。
ただ、昨年と同じような感じでしょうか、逃げ馬が外に出していて、前残りしやすい馬場だと思います。
本命はブラックスピネルにします。
音無調教師が前に行くと言っているからです。
先週は調教師の言う通りに乗ってしまってダービーの勝利を逃した松山騎手ですが、今週は調教師の指示通りに乗れば勝ち負けのはず。
ただ、この馬ダッシュ力はそこまでよくはありません。
東京新聞杯で逃げられたのは他に行く馬が居なかったからです。
そういった意味では包まれずじっくりポジションが取れる外目の枠は良かったと思います。
前走までの内容を見ても上位人気馬との力差は少ないですから、この人気なら積極的に買っていいでしょう。
対抗はステファノスにしました。
前走の大阪杯は
「マルターズアポジーが引っぱり、マイル適性が求められるので、マイル重賞(富士S)の勝ち実績があるこの馬」
という理由で本命なので、今回も買います。
もちろん久々のマイルですから多少心配です。
ただ、大阪杯では先行して引っかかるくらいの競馬をしたので、距離短縮となる今回は丁度いいと思います。
3番手はエアスピネルにしました。
東京新聞杯は超が付くドスローで参考外です。
前走もスローの上がり比べとなり、道中引っかかってイスラボニータの一瞬の切れに屈しました。
今回は相対的に1KG負担が増えますが、平均ペースなら十分逆転出来ると思います。
4番手はヤングマンパワーにしました。
前走は苦手な加速力比べとなったマイラーズカップでも3着に食い下がりました。
東京に変わりはもちろんプラスですし、外枠もいいです。
本命馬が前に行く馬なので、相手も前残り要因を買いたいので、この馬を買いました。
5番手はコンテントメントです。
昨年の予想記事ではこう書いていました。
『外国馬コンテントメントは
血統を見る限り日本の馬場には対応可能です。
例年の安田記念だと押さえる必要があります。
ただ、上がり比べの競馬を想定しているため無印です。』
今年はフルゲートで、昨年のような緩みに緩んだ流れにはならないと思います。
ある程度流れた上で、前が残るという想定なので、この馬が最適です。
思ったより人気になってないのは調教後馬体重が原因だと思います。
昨年は馬体重が500KGで、前走比マイナス20KGでした。
今年も調教後馬体重の時点で502KGとなっています。
だから人気が無いのでしょう。
しかし僕はこの馬体重でも問題無いと思っています。
今年は来日後から昨年より強い調教をしています。
輸送により馬体が減ったのは間違いありませんが、強い調教が出来ることはいい事です。
ちなみにあまり知られていない話ですが、香港の馬体重というのはJRAの馬体重と単純比較してはいけません。
香港の馬体重計測はレースの2日前ですし、計測機器もJRAのモノとは違うはずです。
実際近年香港馬で馬券になったエアロヴェロシティ(宮杯)やラッキーナイン(セントウルS)も前走香港のレースから2桁のマイナス馬体重で好走しています。
ゆえにコンテントメントのベスト体重もJRAだとおそらく500~510KGあたりではないでしょうか。
とは言え、昨年同様にここから減る可能性も十分です。
これ以上減ると流石に良くないですが、去年の馬体重なら買おうと考えています。
「ぶっちゃけ、モレイラ買って何が悪い(言っちゃった)」。
と本命にする予定でしたが、馬体重が不安なので押さえ評価にしました。
印が回らなかった馬についても解説します。
イスラボニータは前走「一瞬のキレが求められる京都の外回りがベスト条件」という理由で本命にした手前、今回印を打つわけにはいきません。
「ルメール怖い」と怯えながらも少しだけ買いますが、印は回しませんでした。
ロゴタイプも印を回しませんでした。
この馬こそ先行タイプで押さえないといけないのですが、ダービー卿をフレグモーネで回避したのが気になります。
調教過程を考えれば大丈夫かもしれませんが、より人気のないブラックスピネルやヤングマンパワーが先着する事を祈って買いません。
レッドファルクスは買いません。
前走は馬場とコース取りに恵まれただけだけです。
血統的にもマイルを走る感じはしません。
この馬を買うくらいならまだサトノアラジンを買ったほうがいいと思います。
そのサトノアラジンは前走馬場の悪いところを突っ込んでしまい参考外です。
昨年の安田記念も前がなかなか開かず脚を余した感じで、マイルCSも実質勝っていたような脚色でしたから、モーリス引退のマイル戦線だと実力的にこの馬がトップなのかもしれません。
この人気なら積極的に買っていいですが、僕はサミーが大嫌いなので先行馬を中心に買うので、印はあえて回しませんでした。
イスラボニータやエアスピネルから買う人は必ず押さえておくべき一頭です。
グレーターロンドンは無印となります。
能力はG1クラスだと思いますが、超スローの上がり比べしかしていません。
母親がロンドンブリッジなので、厳しいマイルにも適正はあるはずですが、今回は経験不足を露呈すると思います。
それと状態も疑問です。
元々ダービー卿を使う予定なのに回避しました。
それだけならまだいいのですが、5月の10日から21日まで調教の時計が無いのは致命的です。
何かしらのアクシデントがあったと思われます。
この馬は社台系の馬ではないので、前走からずっと大竹出走登録師の所に置いています。
そこが悪い方向に出ると考え、1円も買いません。
ビューティーオンリーは差し馬ですが、香港馬で血統も悪くないのでいちおう押さえます。
枠も良い所を引きましたし、特に悪い点もありません。
ただ後ろからとなった場合、33秒台の脚が求められるはずなので、そこが少し心配です。
アンビシャスは買いません。
大阪杯はマイルの流れが求められたという解釈なので、流れに乗れなかった以上、今回も同じような競馬になるはずです。
予想の自信度と一言コメントを人気ブログランキングに書いてあります。
予想の印
◎ブラックスピネル
◯ステファノス
▲エアスピネル
△ヤングマンパワー
☓コンテントメント
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