京都の芝状態は例年通り「内有利」と仮定して予想します。
ただ今年は本当に難解です。
フルゲートじゃないので、外枠の馬にもチャンスはあるでしょう。
昨年は6番人気ブラックスピネル、一昨年は7番人気マイネルメリエンダを本命にして取りましたので、ここも内枠の穴馬から買いたい所ですが、ろくな馬が居ません。
ハナはウインガニオンかマイネルアウラートが取ると思いますが、マイネル軍団同士が潰し合う事は無いと思います。
ダノンメジャーが行くかもしれませんが、良馬場の1600だと厳しい流れは作れません。
ペースはスローだと仮定して予想します。
本命:マイネルアウラート
内枠で積極的に買いたいのはこの馬しか居ませんでした。
夏場は駄目な馬で、冬に好走歴が集中している馬です。
そしてスローペースを得意としています。
昨冬のパフォーマンスを出せば当然勝ち負けですが、この秋が少し苦戦している印象です。
富士SやキャピタルSは勝ち馬と似たようなポジションに居ましたので「完敗評価」となります。
2016年秋はもう少しやれていたので、衰えもあるのでしょうが、例年の冬のようにパフォーマンスを上げれば面白い1頭です。
対抗:ダノンメジャー
スローになると見てこの馬を高く評価しました。
前走の敗因はペースです。
マルターズアポジーと一緒に走ったレースは全て凡走しています。
2走前は内を回した馬が上位独占して、この馬は外を回したので参考外です。
先行馬なのでこの枠でも馬場の内目は通れると思います。
馬の能力的にはこちらを本命にすべきですが、マイネルアウラートとは逆で夏に良績が集中する馬です。
昨年の金杯(中山)より調教はいいと思いますが、マイネルアウラートを上に取りました。
3番手:ストーミーシー
スローの上がり比べを得意とする馬です。
切れ味はメンバーNo.1と言っていいでしょう。
前走のような中団から差す競馬が出来れば文句なしですが、1600Mだと距離を意識してか後ろからの競馬をしています。
後ろから行って外を回すと正月京都は厳しいです。
馬群突破能力もあるので、内枠なら本命でしたが、この枠なので評価を下げました。
ヒモ:レッドアンシェル
逃げ・先行馬の中では人気すると思います。
前走は高く評価しましたが、今回は少し評価を下げました。
理由は幸騎手に乗り替わったからです。
この馬は福永騎手が上手く折り合いを付けていたので、幸騎手に変わってプラスとは思えません。
福永騎手の視点でカデナとレッドアンシェルなら普通レッドアンシェルを取るはずですが、何故かカデナに乗っています。
そこらあたりの事情はよく知らないのですが、調教もピンと来ませんでしたのでヒモ評価です。
ヒモ:ラビットラン
前走はエテルナミノルが後ろから捲くってきたのが痛かったです。
閉じ込められそうになったため、早仕掛けしてしまい、必要以上に外を回ってガソリンが切れました。
ただ、着差は僅かです。
気にする敗戦ではありません。
正月京都で内枠に入ったので、いかにも有利なように見えますが、ラビットランは外を回して差してくる馬です。
ダートを走っていた時代に馬群突破経験がありますが、負けています。
京都の外回りは4コーナーで馬群がバラけるので、腹をくくって内で脚を溜めて欲しいのですが、藤岡康太騎手にそれを期待するのは酷です。
当たり障りなく、後ろから外をぶん回して来ると思います。
ゆえに内枠の馬で一番強い馬であるにもかかわらず、ヒモ評価まで下げました。
この馬は夏バテする馬なので、相対的に冬はいいと思います。
ただし、厳しい流れに強い馬です。
2走前は強い競馬でしたが、厳しい流れだったので再現性は薄いと思います。
ただ、3着くらいはあると見て、いちおう押えました。
押え:クルーガー
他に買いたい馬が見当たらないので、押さえます。
大外枠はもちろんマイナスです。
ただ、今年はフルゲートじゃありません。
ウインガニオンに付いていけば、いいポジションを取れるでしょう(それをするかどうかは解りませんけど)。
怪我から復帰後は徐々に内容が良くなって来ています。
年始の記事に書いた通り、今回から変更点があります。
「無理に切る必要はないけど、印が回らなかった馬」
と
「期待値的に買わない方がいい馬」を区別しようと思います。
「期待値的に買わない方がいい」と評価した馬の回収率を見てみたいからです。
前者を「無印」
後者を「消し」
という評価とします。無印の馬が来てもブログ予想の的中扱いとはしませんが、当日のパドックや馬場状況を見て押さえる可能性がある馬です。
消しの馬は基本1円も買いません。
消し馬の回収率目標はとりあえず
5番人気以内→66%以下
6番人気以降→50%以下
が目標です。結果は定期的に報告をさせて頂きます。
消し:ウインガニオン
消しの理由はマイルチャンピオンシップの予想で書いた通りとなります。
冬場に弱いのと、右回りのコーナリング性能が悪い点です。
前走も調教は良かったと思いますが、4コーナーで急失速しました。
ハナを切ればガラリ一変があるかもしれませんが、これだけ右コーナーを苦手としている以上、僕は買いません。
カラクレナイ・キョウヘイも消し評価とさせて頂きます。
中山金杯の予想の印は
[最強]競馬ブログランキング
で公開します。
予想の印
◎マイネルアウラート
◯ダノンメジャー
▲ストーミーシー
△レッドアンシェル
△ラビットラン
☓人気ブログランキングで公開
☓クルーガー
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