小島茂之調教師がオカンムリです。
新聞の取材をきちんと受けているにも関わらず
デタラメな記事を書いているとの事。
小島茂之厩舎公式ブログより引用
昨今
取材規制をする厩舎が
増えて困るという話を
マスコミの方から頻繁に
聞くようになってきました日本の競馬は
内厩制であるがために
公正競馬が確立され
マスコミの方を通じて
正確な情報が流れるシステムだから
我々厩舎関係者は
ちゃんとマスコミ対応を
しなければならないし
それが馬券を購入してもらう
ファンに対する責務しかし一方で
マスコミの方たちの
私見で書かれた事が
事実となり正義となり
一人歩きしてしまい
厩舎が困ることがあるのも事実以前
馬主登録を受けたばかりの
新規の馬主さんに『先生!!
新聞によって先生のコメントが違うんだけど
どれが本当なんですか…?』と聞かれたことがある
コメントを載せた
マスコミ関係者全員から
直接取材を受けていることは少ないそれは
慌しく働いている厩舎関係者に
何度も同じコメントを言わせて
迷惑を掛けないようにという
マスコミ側の配慮もあるのだが
書いたコメントに対しての責任が
少し希薄になっているようにも感じるだから
ウチの厩舎では
こうして自分の言葉で
コメントする場を作り
自衛と責任を意識していますマスコミの方たちに対しては
かなり時間的に無理な状態でも
何度同じことを聞かれても
丁寧に対応できるよう
心掛けています今週も
注目されている馬の調教後に
たくさんのマスコミの方に
厩舎まで来ていただきました本当は
次の馬の調教を
見に行きたかったけれど
たまたま角馬場での
軽い調教だけだったことと
わざわざたくさんの方が
来てくださったのを見て『後にして下さい』
とは言い辛く
調教は
厩舎スタッフに任せて
取材を受けたそれ以外も
各社の取材の申込は
全て受けたつもりです厩舎が
年末から年明けの重賞で取りこぼしているから
気合が入りすぎてから回りしているそんな記述に続き
それを感じ取って
馬が細くなっているから消しで良いこの記事には
少し悪意を感じ
正直かなり閉口しましたハッキリ言って
人気馬を消す材料として
無理やり書いたような内容時間がない中
かなり無理をして時間を割いたのに
気合が入りすぎてから回り…馬が細く見えるのは
もちろん自由厩舎の雰囲気が
空回りしているように
感じるのも自由でも
それによって
この馬の会員さん始め
関わっている皆さんに
不安な思いをさせてしまう可能性に
気付いてほしいだいたい
厩舎に気合が入って
から回りするだけで
馬が細くなってくれるのなら
冬場の寒い時期に太りやすい馬は
どれだけ調整が楽になるか…
調教師のクライアントは馬主です。
馬主の心象を悪くするような書き方をするメディアを避けるのは当然だと思います。
しかし、
「取材させてやるからいいように書け」
というのも間違った主張です。
そんなフィルターがかかった情報を
競馬ファンは臨んでいません。
結局の所、パチスロのサクライター問題と一緒で競馬マスコミの立ち位置が中途半端なんだと思います。
ギャンブルは
胴元側とプレイヤー側と
どちらかのサイドしかありません。
競馬マスコミはトレセンに出入りしているにも関わらず、馬券が買えるというのは公正競馬の観点からおかしいと思います。
競馬マスコミを完全な外部の人として
トレセンへの出入りを禁止すれば、
脳内取材で適当な記事を書いても問題ありません。
JRAは広報活動の拡大を
JRAはファンが望む情報を
十分伝えられていません。
ゆえに既存のマスメディアシステムから脱却出来ないのだと思います。
厩舎コメント・レース後騎手コメント・調教タイムなどはマスコミに頼るのではなくJRAが収集して公式発表すべきです。
現状ブラックボックス化している外厩制度にもメスを入れるべきですし、馬場造園課の仕事も詳細に伝える必要があります。
ネットが発達して
競馬新聞やスポーツ新聞を読まずに
予想している人も増えています。
これから既存の競馬メディアは
どんどん縮小するでしょう。
一方競馬におけるネットメディアは
パチスロと比べると発達していません。
例えばJRAのホームページは構造が悪くて、つい最近までトップページ以外のページがグーグルにインデックスされていませんでした。
ネット投票の使い勝手も悪いです。
競馬ブログも詐欺予想会社のアフィリエイトばかり。
競馬は近年売上が回復傾向にありますが、パチンコ・パチスロ・オートレースが自滅して客が流れてきただけだと思います。
ネット対策をきちんとやれば
まだまだ伸びるはず。
JRAには頑張って欲しいものです。
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