今回は競走馬脚質についてのオサライです。

一般的には
・逃げ
・先行
・差し
・追い込み
・捲り
の5種類となります。

逃げ

最初からガンガン飛ばしていく状態です。

「ハナに行く」とも表現されます。

1998 金鯱賞 サイレンススズカ(黄帽5番)



2016 NHKマイル メジャーエンブレム(白黒帽4番)

逃げ馬のメリットとしては最短距離で走れるが挙げられます。

例えば、1周のレースで内から3M開けて走る事になると、最内ピッタリ回ってきた馬より3M✕3.14M=9.42M余計に走らないといけません。

逃げ馬は最内を取れるため、その分だけ有利に戦えます。

また、内の馬場が荒れているときは馬場の良いところを取る走りも可能です。

一番前を走っていると一番いいライン取りが出来ます。

一方でデメリットも存在します。

それは「最初から全力で走らないといけない」事です。

マラソンでもそうですが、前半無理すると後半にガタが来てしまいます。

基本的には自分のペースを事が理想ですが、ペースを守ると概ねハナには行けません。

また、「先頭を走ると風が真正面から当たるから不利」という説も存在します。

逃げ馬で強い馬は案外少ないので、逃げ戦法は不利かもしれません。

先行馬

逃げ馬の後ろ辺りに付けるのが先行馬となります。

2016 チャンピオンズマイル モーリス(緑帽1番)

2006 天皇賞(秋)ダイワメジャー(オレンジ帽14番)

先行馬の特徴は「折り合いがいい」馬が多いです。

基本的には最も理にかなった戦法となり、能力が抜けた馬なら安定した成績を残せます。



差し馬

先行集団より後ろを走っている脚質が「差し」です。

2013年 安田記念 ロードカナロア(黄帽10番)

2000年 有馬記念 テイエムオペラオー(青帽7番)

差し馬は
・ゲートが遅い
・前に馬が居なければ暴走する
という特徴があります。

「勝負所で前が詰まる」
という不利をよく受けるのが難点です。

力を出し切れない事が多々あります。

そのため、直線が長いコースの方がいいです。

追い込み馬

馬群の最後尾から追走する馬を「追い込み馬」と言います。

2006 有馬記念 ディープインパクト(赤帽4番)

2003 スプリンターズS デュランダル(黄帽8番)

追い込み馬は
・出遅れる馬
・馬群の中で折り合えない馬
が多いです。

追い込み馬の多くは馬群突破が出来ないので、外から差してくる事しか出来ません。

そのため、かなり非効率的な戦術だと言えます。

しかし、勝負どころで前が詰まる事が少なく、能力が抜けていると安定した成績を残す事が可能です。

捲り

厳密に言うと脚質では無いのですが、後ろから早めに押し上げるのを捲りと言います。

2014年 小倉大賞典 ラストインパクト(黒帽4番)

2015年 天皇賞 春 ゴールドシップ(白帽1番)

捲りのメリットは
・バックストレートで先頭に立っておけばコーナーで外を回さなくて済む
・スローペースを阻止してスタミナ比べに持ち込む
という点があります。

捲くるタイミングはペースが緩んだ時です。

逃げ馬がブレーキをかけると、後続の馬もブレーキをかけます。

後ろの馬になるほどブレーキをかける量が大きくなるのは渋滞の原理と同じです。

そのため最後尾の馬は大ブレーキをかける事となり、それだけロスになります。

外に居る馬はブレーキをかけずにそのまま走るとポジションを大きく上げることが可能です。

以上が競馬の脚質についての解説でした。

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