今回は馬券の払い戻しの中でも複雑な「複勝」・「ワイド」の配当計算について解説します。

まず基本ですが、馬券が当たると投票された全ての金額から20%~30%の運営費(控除率)を引かれたお金を的中票数で山分けする仕組みです。

単勝だと
売上✕0.8(控除率)/的中票数
が払い戻し金額となります。

ところが3通りの的中がある、複勝・ワイドの計算方法は少し特殊です。

複勝の計算方法

まず、単勝同様にJRAが運営費として20%持って行きます。

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残りの80%を的中者で分けるのですが、的中馬券にそのまま均等配分はしません。

「外れた馬券」の売上を3等分します。

それを的中した3頭の馬券に配分し、的中馬券に均等配分という形です。

具体例から配当計算

複勝総売上100万、1着的中馬券売上10万、2着的中馬券売上8万、3着的中馬券売上2万の場合、

まずテラ銭を引いた80万が払い戻しの原資となります。

不的中で払い戻さなくていい金額は「80-10-8-2」で60万です。

これを3等分にして20万づつ的中3馬券に配分するイメージとなります。

1着馬に賭けていた馬券は「20万+10万=30万」が払い戻し原資です。

それを10万円分の馬券へ均等配分するわけですから、3倍の払い戻しとなるわけ。

2着馬の場合は(20+8)/8で3.5倍となります。

3着馬の場合は(20+2)/2で11.0倍です。

払い戻しは1着馬300円、2着馬350円、3着馬1100円となります。

今度は3着馬が人気薄じゃなく、32万円投票されていた人気馬が入ったとしましょう(1着馬・2着馬は同じです)。

払い戻しの原資は「80-10-8-32」で30万と大きく減少します。

それを三等分すると各馬券に10万づつ上乗せされる形です。

配当は
1着馬(10+10)/10で2倍の配当
2着馬(10+8)/8で2.25倍の配当(実際は切り捨てで2.2倍)
3着馬(10+32)/32で1.3倍
となります。

つまり、馬券が的中しても他の的中馬が「人気か人気薄か」によって払い戻し倍率が大きく変わるのです。

そのため、オッズは2.0倍~3.0倍という幅を持たせた数字が紹介されています。

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ワイドの計算方法や同着について

ワイドの場合は控除率が22.5%のため、払い戻し原資が77.5%となります。

それ以外は複勝の計算方法と一緒です。

また、同着が生じて
「単勝や3連単で複数の払い戻しが生じた」
場合も同じ計算方法となります。

JRAプラス10

圧倒的1番人気が馬券に絡んだ場合、的中馬券に振り分けられる払い戻し原資が極端に少なくなります。

計算により「100円元返し」という数字が出る事も珍しくありません。

しかし、それを110円として払い戻してくれるのが「JRAプラス10」です。

毎年複勝だと500件近くの馬券が「JRAプラス10」によって救済されています。

ワイドも年に1回くらいは救済されています。

ただし、計算上100円を切った場合は「JRAプラス10」は発動せず、100円元返しです。

以上が複勝・ワイドなどの難しい馬券の払い戻し計算でした。

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